ローグライク風味のあるサバイバルゲーム・・・とよく巷では言われている
実際、よくあるマインなんとかやテラなんたらと違い、初回は5日生きられずに飢えるかモンスターに囲まれて叩かれて死ぬ、そしてワールドが消えるのがほとんどだ。なぜ死んだか見直して、次は同じ死に方はしないぞと死んで覚える、という所が多いのがこのゲームがローグライク足る所だと思う。
　躓く所が多い、ていうか多すぎな所もあるけどそれを乗り越えて毎日ミートボールを美味しくいただけるようになればこのゲームの楽しさが分かってくれるはずだ。
　さらに、このゲームはマルチゲームなので友達がいれば誘って一緒にプレイできる。何、友達がいない？このゲームを買ったら布教用にもう一本ギフト用にゲームが付いてくる。それをsteamやらTwitterやらのフレンドに送れ。マルチプレイできるぞ。

　少々不満点を挙げるとしたら、マルチ前提のゲームバランスが多めという所か。モンスターの体力がマルチ用にアホみたいに増加されていると言う事だ。一人用のDon't Starveから2倍は基本、こっちの攻撃が平均50ダメージの所なのに体力10000～50000の敵がいたりする。一人ではちょっと・・・
　後、ボスモンスターの行動が予習前提な所が多い事か。MMORPGみたいになっているのだ。大縄跳びで躓くと命が軽く吹き飛ぶ。贔屓目で見てもここはちょっとつらい。

　不満点も書いたが辛口のサバイバル兼ローグライクゲームとして間違いなく良作である。みんなもやろう。
飢えるな、闇に居続けるな、槍と松明を手放すな！

だってDS3部作は言わなくても神ゲーだもん・・・


市場ではプレミア値がついていたDS3部作が2000円ほどで購入できるのがまずすごい。
さらにおまけか豪勢すぎてびっくりしてしまった
全曲サウンドテストやコンセプトアートほぼ網羅もすごいが（なぜか「かってーなー」の4コマがないらしい）、アーケード悪魔城ドラキュラリメイク、これが一番おまけとして盛大すぎる。
実際このゲームの値段分の価値があるんじゃないか？

悪魔城ドラキュラRevisitedはアーケード悪魔城ドラキュラをリメイク・・・という名の改造を施したほぼ新作。
ステージはオリジナルと同じく6ステージ、ストーリーはオープニングに花嫁セレナをドラキュラに奪われて、彼女を取り戻すためにシモンが城に乗り込む、意外に語られる事もないアーケードらしいストロングスタイル。
演出や操作感はドラキュラ伝説ReBirth（wiiウェアで発売された面クリア型悪魔城）を参考にしている部分が多い。
残機制、燭台を壊してハートやサブウェポン、お肉の取得、ステージクリア時に体力は完全回復、ハートは初期値に・・・等。

メイン武器強化アイテムを取ると「皮の鞭→鉄の鞭→時間制限付きの強化鞭」という強化形式をとる。
強化鞭状態は攻撃力は大きく上がるが前途の通り時間制限有の上、ダメージを受けるとその場で強化鞭状態は終了してしまう。
サブウェポンはナイフ、斧、たいまつ、ブーメラン、十字架。
アーケードには無かったナイフは定番通りの弱威力、まっすぐ飛んでいく遠距離武器。
同じくアーケードに無かった斧も放物線を描いて飛ぶ対空武器、ブーメランは一度まっすぐ放った後手元に戻ってくる本家のクロスと同じ挙動をする。
たいまつはオリジナルの爆弾の挙動でたいまつみたいに燃える、言ってしまえば本家の聖水と同じようなサブウェポンになっており、十字架はレーザーではなく全画面攻撃の大技になっている。
アーケード版はすべてハート1個消費だったが、今作はすべて数個のハートを消費するようになった。
「爆弾」はたいまつに吸収され廃止、またボスの時間も止めるぶっ壊れサブウェポン「時計」は廃止されている。

難易度に「優しい、普通、難しい」の選択が可能。
難易度の変化は主に敵キャラの配置の変化で表現されている。特に難しいでは、他難易度では後から出てくるはずの敵が出てきたり、難しい限定の敵が出現するようになっており、敵配置もかなりいやらしくなっている。
一度クリアしたステージ及び各ステージ間のエリアは、スタート画面からステージセレクトとして選択できる。
ステージ1だと、「ステージ最初、中間１，中間２、ボス前」から好きなように選択して再開できる。
ちなみにこのステージセレクトは、各難易度で別々になっている。難易度普通でラスボスを倒しても、優しいや難しいではラストステージを選ぶことはできず、また最初からプレイしないといけない。
他の設定にはコンティニューができるかどうかの可否も設定できる。

上でも書いたがこれ1作でこのゲームの値段分の価値があると思ってもいい。DS3部作をあらかた終わった君もそうでない君もぜひこの作品をプレイしよう！

ちなみに今オリジナル版アーケード悪魔城ドラキュラやってるんですけど、これクリアできなくないですか