NBA 2K17

NBA 2K17

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NBA2K17初心者用ガイド(仮)
By POOKA
NBA2Kシリーズも2K15からはトレーニングキャンプ(チュートリアル的なもの)が無くなり、1から始める方には不親切になりました。
今作では2KUとして復活しましたが親切とは言えない出来なので「説明書的なガイド」を作成しようと思いました。
フリーウィークエンドなど、興味を持って触れてくれた初心者さんへの一助になればいいなと思っております。
私自身2K11からプレイしていて、実際の初心者さんはどこがわからないのかがわからず困っています。
なので質問をしてくださればガイドの充実につながるので気軽に言って頂けると幸いです。

12/16 ポジション別基礎動作の項目追加
1/17 カットムーブの項目を追加。バックカットとフロントカットの二点
3/23 ドリブルについて追加。ドライブとペネトレイトの違い
6/24  項目12 ドライブとペネトレイトの違いで使用例の説明と画像を追加
   
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1.購入までの準備
・コントローラーを用意する
もし未所持でしたら値段も安く、他のゲームでも使いやすい有線のXBOX360コントローラーが一つあるといいでしょう。
PS3コントローラーを使用される方の為に、対応ボタンも表記しておきます。PS4のコントローラーは触った事がないのでわかりません。
A=× B=○ X=△ Y=□ LB.RB=L1 R1 LT.RT=L2 R2です。
キーボードでプレイされる方も居ますが、私はやれないのでなんとも言えませんし勝手が違いすぎて説明も出来ません。

・ソフトを購入
三種類ある!
NBA2K17は限定版が二つ、通常版が一つあります。
主な違いは所持VC(ゲーム内通貨)とマイキャリア選手が着用する限定衣類です。
具体的にはストアページから説明全文をお読みください。

・どこで買う?
日本向けは金額、発売時期ともに違う為外部ではなくsteamで購入されるのが安全だと思います。外部サイトで購入される場合は自己責任でお願いします。
steamでのセールに顔を出すのは早ければホリデーセール(30~40%オフくらい?)、その次は現実でオールスターの時期(二月半ばで半額まで下がるかも?)だと思います。
その代わり外部であればもともとの値段も低く、一ヶ月早く出るので割引率が上がる時期も早いです。
2.購入をしたら何をするか
・キャラ作成
起動するとまず自分のキャラを作成する画面に入ります。
このキャラクターはマイキャリア・マイパーク・マイGMなどで使います
あとでいくらでも修正も出来るのでいじってみましょう

・何を表示すればいい?オプションあれこれ
まず試合開始前に設定を確認しましょう。

難易度
プロorオールスターになっていると思うので、最初はルーキーかプロにしておきましょう。
恐らく最初はダンクどころかまともなシュートすら打たせてもらえないと思います。私もそうでした。
なのでまずは難易度を低くしてリアルな動きそのものを楽しんでみてください。
慣れたらむしろ味方CPUの動きが物足りなくなってしまうので、徐々に難易度を上げるのをオススメします。
仮にフレンドさんなど接する事のある方は「難易度これくらいでやれると思うよ」と述べることもありますので気になった方は気軽に言ってください。こちらも気軽に無責任にパッと見の判断をさせていただきます。
難易度の変更は敵だけでなく味方CPUの賢さも上がるので、合っている難易度を模索してみましょう。
ただし殿堂入りは特に相手のオフェンスが理不尽なのでオススメしません。
守備?ブロック出来なければ居ないのと一緒だよ?という感じですので…。

カメラ
最初は横向き(左右にゴールがある)カメラだと思います。
それだと攻守ともに奥行きが確認しづらいので、個人的には2Kカメラを推奨しています。
私は高さも極力高くし、意識と実際の位置のズレを極力少なくしてやっています。
もちろん好みがあるので色々試してみてください。
攻守の切り替えでグルンとカメラが回転するのが嫌な方は回転ではなく、上下がパッと切り替わる設定にするといいでしょう。
3.モード紹介
こちらでは初心者にもオススメ、初心者にはオススメしづらい2つに分けて紹介します

初心者にもオススメ
・2KU
まずはここで操作を学びます。動きは組み合わせて使っていくので確認の為にたまに通うのもいいかもしれません。特に大事なのは試合中にも確認が出来る操作方法の項目で、どのタイミングで押したらどんな動きをするのか動画付きで教えてくれます。

・ブラックトップ
1on1~5on5で人数を調整しながら試合が出来るのでスペースが広く、動きの確認に便利です。
とりあえずは2on2でパスやピック&ロールをしつつ、相手守備をどう崩すか考えてみるといいと思います。

・クイックマッチ
現実にあるチーム(もしくは自作したチーム)を使用し試合が出来ます。
CPUどうしの試合を見ているのも楽しいので暇つぶしにもいいですね。
好きなチームや選手がいるならそのチームを、そうでなければとりあえず強いチームどうしの試合を見てみるのも楽しいです。
最初の設定であれば選手交代やタイムアウトは自動で取ってくれるので試合に専念しましょう。

・マイキャリア
私がシリーズで一番やりこんでるモードです。
一選手として現実の選手たちに混ざって現役生活を送ります。
また、park(オンラインモード)ではこのモードで育てたキャラを使って3on3などを楽しめます。


初心者にはオススメしづらいモード

・マイチーム
カードを集め自分だけのチームを作るソーシャルゲームの様なモードです。
選手の実力やプレイスタイルだけでなく、契約(使用出来る回数)も気にしながらなので難しいかもしれません。

・マイGM
こちらはチームのGMとして優勝を目指すモードです。こちらも自チームの補強ポイントだけでなく、やる気なども気にしないといけないので大変だと思います。
マイリーグとの違いは予算面も考えるかどうかです。
4.シュートの種類と使用例
ここでは違いはあるけどどう使うの?という点に焦点を当てたいと思います。
動きについては操作方法を見れば出て来るのでそちらを参照してください。

・ダンク
ただダンクと言っても種類があり、使い分けることが出来ます。
RT(R2)を押しながらゴールに向かってXボタン(□ボタン)でも打てますが、種類を使い分ける為に右スティックで説明します。

ワンハンドダンク
RTを押しながらゴールに向かって走り、右スティックをゴールの左か右に倒したままにする。
右スティックを倒した方向の腕でダンクを決めます。
このダンクは左右で使い分ける事が出来、守備の位置次第ではブロックを避けつつ打つ事ができます。なので右寄りにブロックの得意な選手が居るから避ける為に左手で!といった感じですね。

ツーハンドダンク
RTを押したままゴールに向かって走り、右スティックをゴールの方に倒したままにする。
こちらはより確実に入れたい時に多く使います。バックスクラッチャー系(後ろに大きく振りかぶる)のダンクの際は後ろからのブロックに注意しましょう。

スタンディングダンク
ゴール下でRTを押したまま右スティックを倒す。
こちらは加速せずに飛んで打つダンクで、主にビッグマンが使います。
オフェンスリバウンドの後やフリーでもらえた時は狙ってみましょう。
ポンプフェイク(一度シュートに行くフリをしてから再度シュートをする)を組み合わせるとさらに効果的です。

リバースダンク
こちらは条件が独特です。
RTを押してベースライン(ゴールの裏側にあるコートのライン)沿いに走り、走ってきた奥側に右スティックを倒したままにする。
2Kカメラで説明をすると、奥(上側)を横に走って右スティックを上に押したままにして打ちます。
能力値が足りてない・リバースダンクをセットしていない場合はリバースレイアップになります

・レイアップ
今作ではレイアップにもシュートゲージが発生する様になりました。タイミングはモーションで変わるので練習していきましょう。
ダンクとの操作の違いはRT(R2)を押すかどうかです。能力値が足りないもダンクではなくレイアップになります。
こちらはスティックだけでなく、Xボタン(□ボタン)で変化を付ける事が多いです。
もし自分が切り込んだ時に守備が収縮した時は外にいる相手へのパス(キックアウト)を考え視野を広くする様に考えるといいと思います

右手、左手でのレイアップ
ゴールに向かってドリブルをしながら右スティックを左か右に倒すと倒した方の手でレイアップをします。
基本的にはディフェンスを確認しながら反対側に倒すのを意識するといいと思います。

ユーロステップ
今作では操作が変わったので過去作を経験された方はご注意ください。
ゴールに向かいドリブルをしながらXボタン(□ボタン)を二回押します。二回目は長押しでレイアップと同じようにゲージを調整しましょう。
タイミングをずらしたり、ディフェンスを避けながら打てるので特にスピードのある選手はこれを使って緩急を付けるといいでしょう。
欠点としてはXボタンを二度押す際、ぶつかってしまうとXボタンでのシュートに化けてしまう事です。距離に注意しましょう。
parkで唐突に相手にぶつかりながらのシュートをしている人がいたら「ああ、化けたんだな」と思ってあげると優しい気持ちでいられます。

ホップステップレイアップ
ゴールに向かってドリブルをしながらXボタン(□ボタン)を一度タップします。
ステップをした後にXを押せばそのままレイアップです。二度目のXの際にタップをしてシュートフェイク、押すタイミングをずらすなど変化を付けやすいレイアップです。
欠点は両足を付けてしまう為、身動きが取れなくなってしまう点です。そのままシュートに行けない場合を考慮し、パスコースを確認しましょう。

フローターシュート
ゴールに向かってドリブルをしながらゴールと反対(自分の背中)に向かって右スティックを倒します。
ゴール下に人が居てブロックが怖い!そんな時に突っ込むフリをしながら打つと効果的です。

リバースレイアップ
ベースライン(ゴールの裏にあるライン)に沿って走りながらゴール裏に向かって右スティックを倒してレイアップをする。2Kカメラであれば右スティックを上に向ける。
前に出てブロックをしにきた相手を避けながらレイアップをする動作です。自分とゴールの間に相手が集中している時に使いましょう。
欠点としてはリリースする位置が低く、ブロックされやすい点です。無理そうな時はレイアップを諦めて走り抜けてから振り向いてジャンプシュートするのも考えましょう。

おまけ・アップ&アンダー
レイアップを打つ前に中止をし、再度打つ動きです。タイミングをずらして決められるだけでなく、ファウルをもらいやすくなります。


・ジャンプシュート
ゴールに正対して打つ基本のシュートです。3Pだけでなく2Pのジャンプシュートも場面を想像しながら練習していきましょう。
また、こちらも種類があるので使い分けが大事です。

スピンジャンプシュート
ゴールに対し横にドリブル中or停止中にXボタン(□ボタン)を二回押すとその場で停止→回転してのジャンプシュートが打てます。
タイミングをずらしつつ、急停止で距離を取りながら打てるので便利です。
欠点はモーションに入ったら動けなくなる点でしょうか。また、ゴールに向かいながらやろうとするとレイアップ系になるのでちゃんと横に動きましょう。

ステップバックジャンプシュート
ゴールに対し横にドリブルをしながらXボタン(□ボタン)を一度タップするとステップバックをし、そのままもう一度Xボタンを押すとステップバックシュートが打てます。今作ではステップバックで作れた距離をすぐ詰められるので使い所は減りました。既に距離があり、さらに距離を作る。もしくはドリブルで切り込むと見せかけてステップバックジャンパーなどが浮かびます。
ボールを所持している手に相手選手がぶつかるとルーズボールになりやすいので距離には気をつけましょう。

バンクショット
ジャンプシュートを打つ際、ゴールの裏方向に向かって右スティックを倒す。ボタンでのシュートでは狙えません。
ゴールまでまっすぐ打つのと違い、バックボードを利用するのでブロックもしづらいシュートです。欠点は狙える状況が限られている点ですが、マイナス点は少ないので意識して使っていく様にしましょう。

フェイダウェイ
ドリブル中orドリブル後に静止した状態で背中側に左スティックと右スティックを倒すとフェイダウェイが打てます。
リリースタイミングがずれるのは難しいですが、苦しい状態で打たざるを得ない時の為に練習をしておきましょう。普段はあまり使わないと思います。

・ポストシュート
主にビッグマンで使うことが多い動作です。
ボールを持ち、LT(L2)を押し続けると背中を預けるポストプレイが出来ます。
ポストムーブと組み合わせて使うので練習場などで動き方を考えていきましょう。
シュートそのものではないのでポストレイアップやステップは省きます。
レイアップの項目でおまけとして紹介したアップ&アンダーも使えるので併せて使って振り回しましょう。

ポストフック
ポスト状態から右スティックをゴール方面に倒す。右寄りか左寄りかでどちらの手で打つかを調整出来ます。
極力近い位置から打つので、Cなどでかくて重い選手が押し込んで打ちます。
RT(R2)を押しながらでショルダーフェイクの後にフックシュートを出来ます。

ポストフェイダウェイ
ポストに構え距離を離す様に右スティックを倒してシュートします。
ジャンプシュートのフェイダウェイと違い、ポストでは距離がとても近いのでスキルがあれば積極的に使って行きたいシュートです。
こちらもRT(R2)を押しながらでショルダーフェイクからのフェイダウェイに出来ます。

ポストステップバックシュート
ポスト状態から後ろに向かってXボタン(□ボタン)を一度タップするとステップバックをし、そのまま押し直せばジャンプシュートが出来ます。
押すイメージとしてはゴールから遠い方の足に左スティックを倒す感じでしょうか。
後述するホップステップと違い、あまり下がらないのでミドルレンジ以上が苦手なビッグマンが使います。

ポストホップ・ステップシュート
ポスト状態から体の正面に向かってXボタン(□ボタン)をタップすると遠くにさがるステップバックをし、そのまま押し続けるとジャンプシュートが出来ます。
押すイメージは体の正面に向かって左スティックを倒しながらXボタンを押してください。
こちらは距離が遠くなるのでミドルシュートの数値が高い選手が使いましょう。
5.ディフェンスの崩し方
シュートを簡単にまとめたので、そのシュートに持ち込むパターンを考えてみましょう。
一つひとつに説明も入れてみます。

・外のシュート(自分がフリーになる)
こちらはジャンプシュートの為に必要な動きです。ただ棒立ちで待っていても守備は動かせません。
もちろん守備が崩されてヘルプに向かった事で自分がフリーになる事もありますが、セットプレーでない限りは緩急や味方を使って自分からも駆け引きをしかけましょう。
動き方としてはUカットやCカットを使うといいでしょう。動き方は前作NBA2K16のガイドで説明したのでそちらを参照していただけると幸いです。

・ピック&ロール
今作もピックが強く、CPUも使い方の幅が広がり守備としては今まで以上に厄介になりました。攻撃側は積極的に使いましょう。
ピック要求側
ボール所持状態でLB(L1)ボタン長押しorLBの後にポジションボタン長押しでピック要求が出来ます。
要求する際、RB(R1)で切り込むか外に流れるか、RT(R2)でピックを仕掛ける向きを選べます。
ミスマッチを簡単につくれますし、仮にヘルプが来たらフリーの選手を探してパスを出すのもいいですね。
狭い場所でぶつかったり無理なパスでTOしない様に気をつけてください。

ピックする側(Bボタン長押しで構える)
主にビッグマン(PF・C)の仕事です、評価が簡単に上がるので何度も当てたくなりますが点にはつながらないので引っ掛けるのは一度で十分です。
守備位置によっては引っ掛ける振りをして、当たる前に中に切り込むのもひとつの手です。仮にフリーだったら楽らくダンクやレイアップに行けるので活用してください。
動いているとファウルをとられるのできちんと静止した状態で位置取りましょう。
また、ピックの後に全く動かない人をよくみかけます。パスコースを意識して常に動く先を考えると効果的です。

・ポストを使う
ガードとしてはポストプレイの上手な選手に預けて外で動いたり裏を取って切り込んだりしてみましょう。
ビッグマンであればポストプレイで得点も狙えますし、時間をかけて攻める手段なのでハンドリングがイマイチでもボールを落ち着かせられるのでリード時にもよく使えます。
ダブルチームとパスコースの有無には気をつけましょう。

・切り込んで外にパス(キックアウト)
上記のピックプレーなどを使うと中に切り込める機会も増えます。
その際にただダンクorレイアップだけだと相手守備も警戒しますしわかりやすいですよね。そこでさらに切り崩すのがキックアウトです。
切り込んだ際、フリーであればどこからかヘルプが来ると思います。来なかったらそのままシュートでいいですが来た場合を想定してください。
その場合、無理なディフェンスになるのでどこか外の選手がフリーになっているはずです。その相手にパスをすればアシスト、最低でもミスマッチなどを生じさせられるはずです。
味方では誰がスリーポイントもあるか、どこからヘルプが来ているかを見ながら切り込むと戦術が広がるので使って行くと得点だけでは味わえないアシストの楽しさもわかるかもしれません

最後にパスについてよく伝えている点を添えます。
パスは点ではなく線で見る
例えば中にいる選手がフリーだ!と思っても間に二人ディフェンスが居たらパスは高確率でカットされます。
ですので相手の位置だけを見る(点で見る)のではなくパスコースがあるかを確認する(自分と出したい相手を線で結ぶ)とパスのミスも減らせます。
選手どうしの間だけでなく、出したい相手とゴールの間の線が開いていたらアリウープも狙えますね。
自分、パスを出せる相手、ゴール。この三点よを線で結んで広く見ていきましょう。
6.さらにオフェンス。得点を取る為に
では実践に移りましょう。
まず得点を決めないと面白さはわかってもらいづらいと思います。
しかし、初心者の方であれば守備にしっかり付かれて綺麗なシュートですら苦労するのではないでしょうか。
なのでどう攻めればいいか考えます。
ざっくりと①ダンクorレイアップ(ゴールの真下に切り込んでシュート)と②ミドルor3Pのジャンプシュートの二つに分けて考えましょう。
ポストプレイなどは慣れてからにしていいと思います。
また、インサイド(C・PF・ハンドリングの悪いSF)とアウトサイド(PG・SG・ハンドリングのいいSF)に分けてそれぞれでも考えていきます。

①ダンクorレイアップ
・インサイドの選手
まず第一はリバウンドからのシュートです。リバウンド争いを制したり、ちょうどこちらに跳ねてきたボールを掴んだら狙いましょう。
アウトサイドの選手が守備を崩し、自分のマッチアップ相手がヘルプ(ボール所持者の守備を助けに行く)に向かった際にはフリーでパスがもらえることもあります。受ける位置(ここでもらえたらすぐ打てる)だけ
ではなく、パスコース(自分とボール所持者とを線で結び通せるか)を考えて位置取りを模索していきましょう。

次は自分もオフェンスに積極的に絡む攻め方です。
よく使うのはピック&ロール。ボール所持者の近くでBボタン(○ボタン)を押してセット。動かない様に注意をしてボール所持者が使うのを待ちます。
引っかかったらゴールに向かいましょう。相手守備の位置取り次第ではありますが、フリーorミスマッチを作りやすいです。仮にフリーであればシュートでいいですし、さらにヘルプが来た場合はどこかがフリーになっているのでパスアウトしましょう。アシストが稼げます。

やってはいけないのは一人で攻めること。必ずパスコースを一つは探しておき、いつでもパスアウト出来る事を心がけましょう。インサイドの選手はハンドリングが悪いのでダブルチームなど囲まれてしまってはかなり苦しいです。また、二つ選択肢があることで守備側も悩むのでとても効果的です。

・アウトサイドの選手
ボールを持って切り込む、若しくはオフボールで切り込んで味方のパスを受ける。この二択がメインになります。
ボールを持って切り込む場合、主な選択肢は二つです。ピック&ロールを使うか速攻。この程度に抑えておきましょう。速攻はそのままの意味なので説明もなしです。個人技で切り崩す!なんて考えはアンクルブレイクくらいしか無いので捨ててください。

ピック&ロール(orホップ)。
LB(L1)を押してピックを要求します。その際、RB(R1)で仕掛けてもらう向きを決めましょう。基本的には広い方に仕掛けるのがいいです。さらに仕掛けたビッグマンに外のシュートがあったり、自分(ボール所持者)が切り込んで決めたい時はRT(R2)でアウトサイドにホップしてもらうことも出来ます。引っ掛けられれば相手守備次第ですがそのままレイアップorダンクに向かう事が出来ます。
注意しなければいけないのは相手ビッグマンの守備位置。ゴール寄りに深く守ったり、ピックの先に回り込んだりと変化をつけてきます。それぞれどう対処するか考えるのも大事ですね。

ミドルレンジシュート
・インサイドの選手
まず、ミドルレンジの能力があるか確認しましょう。50しか無いのに打っても入りません。あっても落ちますけどそれとは別問題。
無い選手はどうするか?タイミングを見て切り込むか、パスの中継点になる事を意識しましょう。ドリブルコースを開けてあげたり、守備を引っ張ったりするのも大事な役目です。
ではミドルレンジや3Pがあるインサイドに移ります。基本的に移動速度が遅い為、ちょっとした変化を付けてあげることが大事です。例をあげましょう。
味方のドライブ(ドリブルで切り込む)に合わせ、中に切り込むとみせかける。そうするとマッチアップ相手は中に意識がいきます。そこで一歩歩いたらアウトサイドに流れてみましょう。仮にマッチアップ相手がボール所持者に引きつけられればパスを受けてフリーでシュートできます。
オフラインではそうそう上手くいくとは限りませんが、時々はこれで楽に打てるので試してみてください。オンラインではよく使います。
また、オフボールでの動き方は前作NBA2K16でのガイドでカットムーブとしてとりあげているので活用していただけると幸いです。
次はまたしてもこれ。ピック&ホップです。
ピックを仕掛けたあと、中に切り込むのはロール。外に開くのをホップと言います。仮に守備二人がボール所持者を追った場合、自分がフリーになるのでボール所持者がパスを出しやすい位置を意識してパス要求をしましょう。あとは落ち着いて打つだけです。

・アウトサイドの選手
こちらはスピードがあり、ウィークサイド(コートを左右で半分に割り、ボール所持者とは逆側)であればパスを受けてフリーでシュートする事もよくあります。
他に何か使うとしたらオフボールスクリーンでしょうか。ボールを所持していない状態でYボタン(△ボタン)を押すとオフボールスクリーンを要求出来ます。オフボールであればイリーガルスクリーンを取られづらいので逆サイドで使い、フリーになったらジャンプシュートを打つのもいいですね。

ポジションにかかわらずミドルと3Pで注意してほしいのはシュートの姿勢。しっかりとゴールに正対し綺麗に打つと入る確率も上がります。逆に体が流れていたり、振り向きながらのシュートでは確率は落ちます。気をつけて行きましょう。
7.ディフェンス基礎知識
・基本は相手とゴールの間に立つ
基本的にはマッチアップ相手とゴールの間に位置取ります。
仮に外に出て3Pを撃たれるにしても撃つ時には内側を向きますから外に追いかける時も内側です。
ドリブルを追う時もただ真横に振り回されるのではなく、斜めに下がりましょう。そうする事で抜かれづらくなります。
ただ斜めに下がってばかりだと外からのシュートを狙われる時も多々ありますので、前に出るフリをしてプレッシャーをかけてやりましょう。

・オフボールでは三角形を意識する
オフボールでは自分のマーク相手だけでなく、ヘルプ(抜かれたり空いたスペースをカバーする動き)も意識をしないといけません。
ですがヘルプに意識を置き過ぎるとつい自分のマーク相手から離れてしまいがちです。
アウトサイドかインサイドかでも深さは変わりますが、持って振り向いてシュートまでの間に追いつける程度の距離をキープするのが大切です。
その上でポジショニングは
①自分のマークする相手(必ず相手よりも内側。外側に立ってもパスが来たら切り込んでシュートされますしリバウンドを奪われます)
②ボール所持者(ドリブルで抜くかもしれないし、そのまま打ってリバウンド争いになるかもしれないので内寄り)
③ゴールの真下(レイアップ・ダンクのヘルプ及びリバウンド)
この三点を結んだ三角形の間に居る様にしましょう。これだけでも対処しやすくなります。


・スティール・ブロックを狙いすぎない(隙が大きい)
今作はスティールが狙いやすい反面、タイミングよく切り込まれた時の隙も増えました。なので連打するのではなく、失敗したらプレッシャーを(LTを押してぶつかったり、右スティックでハンズアップをしたり)かける様にしましょう。落とさせてリバウンドを取れればこちらの勝ちです。
ブロックも同じですが、特にインサイドに切り込まれた時はファウル覚悟で行く時もあります。ファウル数に気をつけつつ行く時は迷わずに走ってor立ちふさがってブロックを仕掛けましょう。

・ピック&ロールに注意
今作のピック&ロールは守備から考えると本当にやっかいです。前作までのCPUであれば仕掛けたら絶対に使ってくるものでしたが今作ではそうではありません。逆方向に進み3Pを打ってきたりする様にもなりました。なので必死に追いかけるかスイッチ(守備で担当する相手を切り替える)のタイミングを測るかで考えなければいけません。
穴を探すとしたらピックを仕掛ける位置でしょうか。
やり方としては仕掛けに来る姿を見たら深め(3Pライン寄りではなく、ゴール寄り)に下がり、構えるタイミングでボール所持者に詰め寄ります。
壁役になる選手は動いてはいけないので、こうすることでピックにひっかかりづらくできますし、仮にオフェンスをやり直して仕掛けなおして来るとしたら攻める時間を削れます。
なので縦の動きで相手オフェンスを揺さぶりましょう。
8.リバウンドの違い
ディフェンスリバウンドとオフェンスリバウンドでは重点が違います。
・ディフェンスリバウンドは相手に取らせない物。
・オフェンスリバウンドは相手から奪い取る物。
私個人はこの様に考えております。
ではそれぞれ説明しましょう。

ディフェンスリバウンド
まずはディフェンスから。
仮に相手ビッグマンにリバウンドを取られた場合、相手のシュートチャンスが増えるだけでなくこちらがオフェンスに使える機会や時間も削られてしまいます。
なので俺が取る!と飛びつくのではなく、まずは相手チームに取らせない様にLT(L2)ボタンと左スティックでしっかりとスクリーンアウトをしましょう。
逆方向に跳ねた場合は慌てて飛びつくのではなく、ボールを味方が取るまで相手選手を押さえ続けるか敵選手が取ったら守備がどうなっているかなど判断をしていきましょう。
今作ではマイキャリアでの作成選手も上限が厳しくなり、リバウンドの数値が低い場合も多いので取らせない事に重点を置くのがとても大事です。

オフェンスリバウンド
次にオフェンスリバウンド。守備の項目でもお伝えしましたが、基本的には自分とゴールの間に相手選手が居ます。なので無理に飛び込んだ場合はオーバーザバックファウル(相手の背中を飛び越そうとするファウル)を吹かれる場合があります。
ではどのタイミングで取るか。一番有効なのはシュートに合わせて外から切り込んで行くことです。
相手守備はスクリーンアウトを仕掛ける為にLTを押しているので横の動きは鈍いです。上手く切り込めたなら、こちらに跳ねてくる事を願って飛びつきましょう。
相手より内側に陣取れた時はディフェンスリバウンドと同じ様にスクリーンアウトをして奪おうとしてみてください。

・プットバック(リバウンドの際、Y(△)ボタンではなくX(□)ボタンで飛ぶ)
速攻や守備を崩せた時など、中でフリーならばプットバックも狙えます。
仮に決まったらオフェンスリバウンドと得点をダブルで取れますので能力値がある場合は積極的に狙いましょう。
9.主なファウルについて
急に笛を吹かれた!なんのファウルかわからないままでは再発してしまいますよね。
なので備忘録も兼ねてこちらに気をつけておきたいファウルを載せます。

ボール所持者の起こすファウル
・チャージング
ボールを所持している際、動いていない相手に体をぶつけていくとチャージングを取られます。
位置取り、距離に気をつけましょう。
・バックコートバイオレーション(ファウル扱いではなくTOになる)
敵陣に入ったあと、ボールを持った状態でセンターライン(コートを二分するライン、ジャンプボールをするあたり)を超えて下がるとバックコートバイオレーションでTOになります。ダブルチームされた状態でのパスだったり、相手が触らずに越えてしまったボールでも起こるので注意しましょう。

ボール未所持の選手が起こすファウル
・イリーガルスクリーン(ムービングスクリーン)
オフェンスファウルです。ピックを仕掛ける選手が起こすファウルで、主にビッグマンが取られます。スクリーンをセットし、完全に静止していない状態で相手とぶつかるとファウルになります。守備側からすると狙っていくのも手ですね。

守備の起こすファウル
・イリーガルユースオブハンズ
スティール狙いなど、Xボタン(□ボタン)を押すとよく起こります。ファウルトラブルは出場時間の減少にもつながるので減らしましょう。癖になっている場合は意識して直した方がいいです。

時間に関するファウル

・3秒バイオレーション(攻守とも)
ペイントエリアに三秒以上留まると笛を吹かれます。特にビッグマンは注意しましょう。
・5秒バイオレーション(攻撃側)
ボール所持中にLT(L2)を押してポストプレーに構え、五秒間経つとTOになります。一人で攻めず、パスを戻して組み立てなおしましょう。
・8秒バイオレーション(攻撃側)
ガードが起こす可能性があります。
ボールを受け取ってから八秒以内にセンターラインを越えなければいけません。少ないリードの時にやってしまうと致命的なので注意しましょう。
・24秒バイオレーション(攻撃側)
攻撃権が与えられるのは24秒で、それまでにシュートを決めるかオフェンスリバウンドを取らなければいけません。苦しいシュートにならない様組み立てはしっかりしましょう。仮に駄目だった場合でもリムに当たる事を願い苦しいシュートを打って時計を戻しましょう。
10.ポジション別基礎プレイ
こちらではポジション毎にどのような動きをすればいいのかとりあげていきたいと思います。
PG
PGはボールを運び試合を作り、守備でも最もボール所持時間の長い相手をする忙しい役どころです。無理なプレイをして試合を壊さない様に気をつけましょう。

・オフェンス
ボールを運ぶのが最初の仕事です。スティールなど一人で突出出来た時以外はボールを受ける為に下がり、前線に運びましょう。特にシュートミスから味方がリバウンドの際は速攻なんて諦めてきちんと受け取りに戻るのが大事です。
次にシュート。ピック&ロールを軸にセットプレー(コーチが指示する戦術)からのシュートが多いでしょうか。自分で運んで即シュート!では単調で飽きも早くなるので味方をどう使うか考えていってみましょう。
アシストはコートを広く見ていくのが大事です。ヘルプやダブルチームが来た時はどこかが空いています。囲まれたり追い込まれない様に気をつけながらパスコースを探しましょう。

・ディフェンス
一番大事なのはスピードに振り回されない事です。頑張ってボール所持者の前に立ちましょう。
今作では左右の動きが厳しいので気持ちボールを持つ手の方に立ちましょう(例としては右手で持っていたら右手側に立つ)。
スティールは狙いすぎないのが大事です。ボール所持者と向かい合う時間が長く、ファウルトラブルに陥りやすいので気をつけましょう。
リバウンドに関してはゴール下に居るならビッグマンにボックスアウトを仕掛け味方ビッグマンのリバウンドの手伝いをするのもいいですね。


SG
PGと同様にボールを運ぶ時もありますが、基本的には得点源です。相手選手も得点源な事が多いので外からのシュートに特に警戒しましょう。

・オフェンス
ボールを所持していない場合はフリーになるのが大事です。SFの位置取りを見てストロングサイド・ウィークサイドで逆方向に別れましょう。ウィークサイドに居る時はヘルプ、若しくはヘルプの穴埋めで相手守備が離れやすいです。そこを付いてパスコースに動き、フリーでボールをもらえたならシュートを狙いましょう。Yボタン(△ボタン)でオフボールピックを使うのもいいですね。

・ディフェンス
マッチアップ相手がボールを所持していた場合はPGと同じです。
オフボールの時は相手シューターの外のシュートに警戒しつつ、インサイドを含めバランスを取った位置取りを考えて動きましょう。PGを除いた場合、恐らく一番素早いのがSGですのでヘルプに動くのが大事です。


SF
チームのエースが多く中も外もやれる、若しくは特化したりとバラエティ豊富なポジションです。中にはポイントフォワ―ド(PGの様にボールを運ぶハンドリングのいいSF)も居ますね。

・オフェンス
基本はSGと同じくストロングサイド、ウィークサイドに別れて外で待ちますがSGよりもサイズがあるので中が多いでしょうか。仮に相手守備の裏を取れたら派手にダンクを決めてやりましょう。
外があるのであればSGと同じ様に3Pを狙っていきましょう。

・ディフェンス
エースとマッチアップすることが多いのでいかに打たせないか、若しくは打っても落ちる様頑張るかが大事です。仮に5本しか打てなかったり15本打って5本しか入らなければ得点が伸びず勝ちに繋がりますからね。
オフボールではスピードがSGより遅い為、ヘルプに行くときは覚悟を決めてマッチアップ相手を諦めるくらいで行きましょう。
リバウンド争いではPFやCよりもスピードに優れる為、素早くインサイドに入って飛びついてやりましょう。

PF
前はインサイドをごりごりと攻める選手が多かったですが最近は外を打てる選手が増え、SFに近い感じになってきています。サイズも多様なので相手のことを知る事が大事ですのでスタッツから個人情報を見たりしていきましょう。

・オフェンス
インサイド寄りかアウトサイド寄りかでかなり変わります。
インサイド寄りの選手から。
ストロングサイドであればピックを仕掛けるか、ポストに構えましょう。いい位置でもらえたなら基本的に一人で得点ですね。
ただし、ハンドリングが低いのでパスアウト出来るコースを考えて外に膨らんだりもしましょう。
ウィークサイドであれば相手守備の乱れに合わせて切り込むか、外でパスの中継点になりましょう。
次にアウトサイド。外重視であれば基本的に1in4out(ビッグマン一人がインサイドに構え、本来ウィークサイドに居るPFも3Pラインに出る)なのでインサイドでは合わせてパスを貰ってレイアップやダンクがメインです。ポストは能力値次第ですので実際にやってみて判断しましょう。
ウィークサイドではパスを受けて打つかパスの中継点がメインです。スタミナに注意をしつつ、守備を細かくフェイント(中に切り込むフリをして外に出たり、外を大きく膨らむフリをして中に切り込んだり)をかけながらパスコースを考えて動きましょう。

・ディフェンス
先述した通り、外が得意な選手もいるので相手に合わせた守備が大事です。基本の相手より内側で守備するのを大事にして、外が無いのに3Pラインまで出ていっている場合は積極的にダブルチームやヘルプを仕掛けましょう。
終わった時はちゃんとリバウンド争いに参加するのが大事です。C一人に任せきらず、しっかりと奪いましょう。


C
攻めも守りもずっしりと構えるビッグマン。体格を武器にリバウンドをもぎ取りましょう。説明することは少ないですがとても大事な大黒柱です。

・オフェンス
基本的にはPFと同じです。スピードはチームで一番遅いと思うので、合わせの動きやオフェンスリバウンドからの得点を狙いましょう。ポストが良い場合は積極的に使うのもいいですね。
ミドルレンジなど、オフェンスリバウンドに参加出来ない場合は素直に諦めて守備に戻り、スタミナを大事にしましょう。

・ディフェンス
恐らく相手はポストプレー・セットプレー・ピック&ロールが中心でしょうか。
とにかく相手より中に、シュートを落とさせてリバウンドを取りましょう。
ブロック連打は厳禁です。慌てず、落ち着いてプレーをしてください。
ヘルプに向かう際はスピードが無いので決め打ちで行き、無理そうならしっかりスクリーンアウトをしてリバウンドに備えましょう。
オフェンスへの切り替えはスタミナを温存するために速攻には参加せず、ハーフコート(セットプレーなどを使用し落ち着いて攻める)オフェンスに間に合う様に上がっていきましょう。
とにかくスタミナの消費が激しいので無駄な動きに気をつけましょう。
11.オフボールカットムーブ例
文字だけでは伝わりづらいと思うので、カットムーブの例を画像を用いて説明したいと思います。
2K16(前作)のガイドで図解した内容ですのでそちらも併せて見て頂けるとわかりやすいかもしれません。必要であれば図解を増やしますのでご気軽に申し出て頂ければ対応いたします。

まず、ゴールへ向かう動きです。
直線で動くのはゴールと自分を結んだ直線が開いているときだけにしましょう。
そうではない時がほとんどだと思います。間に敵がいる時、どう動けばいいかを考えましょう。
私がよくやるのはわざと体をぶつけ、そこから突き放す。そんなイメージでしょうか。
では画像を用いて説明します。
使用している画像はPG。プレイスタイルはプレイメーカーなので敏捷性が高いです。
ですが基本ですのでどのポジションでもやっていけます。

①まず起点にする為にペイントのコーナー(3秒バイオレーションを取られるエリアの角)に居るビッグマンにパスを出す
この位置はゴールから遠く、ポストでもらってもシュートには行きづらい場所です。もしビッグマンを使用していてシュートを狙うとしたらポストから切り込むorステップバックしてジャンプシュートでしょうか。ですが1on1のスペースが無ければパスの中継点に徹しましょう。

②まずは行くわけではない方向に少し走る
この時点でフェイントは始まっています。この場合、パスを出されてもいい様に近い方(画面左)に走りました。走るとはいえスタミナを使いたくは無いのでRT(R2)は押しません。

③わざと少し内側に行き、体をぶつける
マッチアップ相手に体をぶつけ、コースを作り出します。
守備の項目で触れましたが、守備の基本は・ゴール下・マーク相手・ボール所持者の三点を結んだ三角形の間です。
ではズレを生じさせる為にはどうしたらいいか?ここで一度体をぶつけた後にほんのすこし後ろに下がり距離を取ります。
下がる理由は左右に自由に動ける様にする為です。

④下がって出来たスペースを利用して右に移動する
この時、恐らく守備はパスを警戒し私の少し左に来る事を予測しました。
上手くいけばパスカットが出来ますし、もたついていれば囲んでダブルチームに持ち込むチャンスですからね。
なので私も少し急いで右に膨らみます。

⑤右に膨らみながら曲線を描く様にゴールに切り込む
ここで大事なのは右に寄りながら膨らんで走る事です。
理由はマッチアップ相手との距離を離すことです。
さらにこの時点では相手マークマンが間に立ちパスカットを狙っているのでパス要求はしません。
CPUでしたらまだ出してこない事を願いましょう。

⑥完全に抜け出した事を確認してパス要求
この時点でゴール下はフリーですね。後はヘルプに警戒をしながら切り込んで行きます。
この時、頭の中で選択肢を二つは用意する様にしましょう。
例としては
1.このままレイアップorダンク
2.ヘルプが来たらどこが空くかパスコースをイメージ
3.ステップバックをしてジャンプシュート
などでしょうか。
もし抜け出せなければ(守備がしっかりと付いてきてパス要求しづらい時など)ゴール下まで行ってから左に流れるか、ゴールに切り込むのを中断し最初のポイントへ戻るのが懸命だと思います。

⑥フィニッシュ
今回は特にヘルプもなく、安全にシュートが出来たので確実に点を取る為にダンクにしました。
この様にほんの数歩の駆け引きから簡単に点を取るチャンスを作る事が出来ます。
ただの直線を曲線に。膨らむ為にどうやってスペースを生み出すか。
これを気にしながらやると楽な得点増加が見込めると思いますのでお試しください。

次から二つの説明で使用している選手はストレッチ4(3Pシューターでアウトサイドで待つ事が多いPF)です。
この動きはインサイド中心の選手でも使えるので試してみてください。
バックカット
相手の裏を走り、ゴールに向かって切り込む動きです。
今回は完全にオフボール(ボール所持者とは無関係の動き)でやっていますが、ピックを仕掛けに行くフリをして外に引っ張り出す動きの後にも使えます。
では図を用いて説明してみます。

①とりあえずボールをハンドリングのいい選手に渡す(主にPG)
この時点でCもアウトサイドに出ており、インサイドがガラガラなのを確認しております。

②ボール所持者にスペースを作る為に逆サイドへ向かう。
切り込んだりCを使ってピックプレーをするかもしれないので逆サイド(ウィークサイド)に向かいます。
③相手がディナイをしてきたので裏を取って中に切り込む。
マークマンが自分とボール所持者の間に立ってますね。これはパスを出させない為の守備技術です。ですが裏を返せば前面には強いですが後方への長いパスは苦手になってしまいます。そこを突いてがら空きな中に切り込んで行きます。

④パス要求をしつつ、ヘルプが来ているかを確認
パスを受け取りそのままシュートに行ければいいですが、相手守備のカバーリング意識が強い場合、こちらにヘルプに来ることも多々あります。
しかしそのヘルプも視野を広く持てば「どこかで無理をした守備」になるということです。
この場合、ヘルプが来るのは二択。右に居るビッグマン、左に居るガードのどちらかですね。もう一人居る右の選手は距離があるので私には付かないと思いますが、Cがこちらに来た時にはその穴埋めで中寄りになるでしょう。
ですのでパスをするなら左右どちらかのコーナーに居るSG・SFが適任ですね。
・ヘルプは来ているか
・そのヘルプが来たらどこが空くか
を考えながら動くとキックアウト(中に切り込んで外の選手にパスをするプレー)でアシストも増やせます。

今回はヘルプが来なかったのでそのままダンクに行けました。
画像で確認すると右でCがピックを仕掛けているのでそちらに引っ張られたのかもしれませんね。
ちなみにCPUが切り込む際にフリーなスペースを作ってシュートを成功させた場合、スタッツには残りませんが評価は上がる事も多々ありますので有効活用しましょう。

左の選手はそのままガードに付き、右の二人は向かってはいるものの遅れているのがわかると思います。
上で予想した通り一番右にいた選手はCの近くに行っています。
この動きから察するにリバウンド争いの邪魔をしてますね。DFリバウンドであればスクリーンアウトだけでも評価は上がるのでそれも大事な動きです。

バックカットの注意点としては二つです。
上でも述べたヘルプがまず第一
。ただしマークマンの裏を取れている時点で相手守備は崩れています。シュートかパスか頭の中で選択肢を二つは用意して見ておきましょう。

次にディナイである点。
マークマンはボール所持者と自分の間に居るので、パスコースに先回りをするかもしれません。抜け出せるまではパス要求しない様に気をつけましょう。


フロントカット
今度は相手の裏ではなく、表を切り込むカットムーブです。
バックカットとの違いは走る位置です。
ボール所持者・相手守備・自分の並びで走るのがバックカット。
ボール所持者・自分・相手守備の並びで走るのがフロントカットです。
ではまた図解します。

①今回も中が空いているのを確認し、まずはスペースを広くとる。
今回ボール所持者はコーナーに居ます。
この時点で所持者に近づき、ピックを仕掛けるのも手ですね。ですがコーナーは狭いのでパスコースが少なく、囲まれたらTOになりやすい位置でもあります。ですので今回はまず左に向かいました。

②相手がアウトサイドでも身体をぶつけてくることを確認。
この動きは外でもボールをもたせたくない、持たれたとしても動けないくらいぴったりとマークしようとしている守備ですね。ならばこちらもぐいぐいぶつかっていきます。
今作では身体の強さでスタミナが減りますので注意しつつ身体をぶつけて行きましょう。

③中のパスコースを意識し、ボール所持者に併せるタイミングを測る。
十分押せましたね。相手より体が弱い場合はここまで無理に押さなくてもいいです。
なぜタイミングを測るかというと、ボール所持者のマークマンにパスカットをされることを恐れているからです。苦しいパスではミスになりますし、受け取った時も綺麗に受け取りづらくなります。

④中に切り込みつつパス要求。
ボール所持者と自分を線で結び、開いているのを確認したらパス要求です。
これを見るとボール所持者のマークマンの意識がベースライン側(画面奥のライン側。狭いけど抜かれたらヘルプが難しい方です)にある事も確認出来ますね。
私は逆サイドからのヘルプに意識を向けていたのでやっていたときは気づきませんでした。

⑤パスを受けて逆サイドを意識しつつフリーならシュートへ。
今回はフリーだったのでこのまま行きましたが、ヘルプが来た場合は逆サイドのコーナーに居るSFの選手を使うつもりでした。
理由としてはバックカットの時と同じくCがヘルプに来る→Cの穴をSFが埋める為に守備が収縮する→アウトサイドが空く。なので逆サイドのコーナーに居るSFを見ていました。

⑥チェイスダウンブロックを警戒して右手のワンハンドダンク。
つい忘れられがちですが、ダンクはワンハンドとツーハンドで選べます。
今回右手のワンハンドダンクを選んだのは理由があります。相手のチェイスダウンブロック(後ろから飛び込んで来ながらのブロック)を恐れたためです。少しでも遠く、少しでも安全に。その為に相手選手から最も遠い右手を選びました。

この様にカットムーブ一つでオフボールでの駆け引きも有利に運べます。また、守備側としても「こう動いてくる」と予測しやすくなりますね。
ぜひ試合の中でお試しください。
12.ドライブとペネトレイトを使い分ける
新規層を見ていつも気になるのがゴールに一直線に向かう動き。
どう伝えればいいのかなぁ、と説明力不足に悩んでおりましたがやっとまとまったので追加項目として入れさせていただきます。

ドライブとペネトレイトの違い
・ドライブ
直線的な動きでゴールに向かう(相手守備を抜けゴール下まで道が開いていた時)
主にシュート
相手守備のヘルプより先に決める
現実だとアイザイア・トーマス(BOS)やダミアン・リラード(POR)が用いる事が多い

・ペネトレイト
スピードに頼らず緩急を付け抜いたりパス、シュートを選択する
相手守備のヘルプを引っ張り出してパスを捌く
現実だとクリス・ポール(LAC)やジョン・ウォール(WAS)が用いる事が多い

使用例を分けてより深く説明します。比較しやすい様にどちらもCを利用したピック&ロールで想定します。

まずはドライブ。
Cにピック要求をして、相手ガードをしっかりとひっかけてゴール下が空いて居る事を確認します。
ここで一気に中に切り込む。
そうすると相手守備はスピードで劣るのでダンクを止めるのは困難ですね。上手くいけばファウルも狙えます。

仮に素早くヘルプが来てブロックされるな、と感じたら守備の穴にパスを出します。
パスを出す先は逆サイドへの長いキックアウトよりも短いパスが理想です。
ストロングサイドのコーナーか、ピックに使っていないビッグマンですね。

あまり良くないのはウィークサイドのコーナーです。
せっかく守備が崩せているのになぜ長い距離は駄目か、という点も触れましょう。
相手ヘルプは近くからボール所持者の進路を塞ぎとゴール下を守ろうとします。
例えばこの場合はCをピックに使って中に残っているのはPFです。
PFがボール所持者の動きを制限しようとゴール下付近まで出てきて守ります。その穴埋めとしてウィークサイドにいる守備選手がPFの守備に入ろうとしますが、こちらはドライブしているのでスピードが足りず中に入りきれません。
なので外が空く!と思ってもそのパスコース線上に残っている場合が多いのです。
その為に素早くパスをさばくのであれば近い距離が無難になります。

次にペネトレイト
まずはCのピックを引っ掛けます。
直線で動くドライブではなく、変化を付けてゴール下(ホップステップからのシュートフェイクからパスもしくはアップ&アンダー)やサイドライン側にドリブルをして流れつつ時間を使って守備の乱れを確認します。
時間を使いすぎたり、守備の乱れが見つからなければ外にパスを出して組み立てなおしましょう。
崩せた時はペイント付近でキックアウトをするも良し、もしピックを仕掛けたCがゴールまで一直線で走ってきていればアリウープも狙えますね。

パス先ですが、こちらの場合はウィークサイドのコーナーにキックアウトをするのも効果的です。
ドライブの時と違い、こちらに向かうPFの穴埋めに向かうウィークサイドの守備のヘルプが間に合います。一応マッチアップ相手にも届く距離には居ますがドライブの時よりもより内側に意識が行きます。
なのでPFをさらに引きつける→ウィークサイドのコーナーの守備が中に来る→空いているコーナーで待ってるSGにキックアウト→3P
なんてのも狙えます。

この様にドリブルも種類を使い分け、相手守備を悩ませてやりましょう。
ドライブで一直線!だと攻め手の選択肢が減りますし、守備も対応しやすくなりますからね。
特にペネトレイトからのキックアウトは私自身がスティーブ・ナッシュやジェイソン・ウイリアムズのファンな事もあり愛用しています。
ぜひお試しください。

おまけ
ペネトレイトからドライブの組み合わせでフリーでダンクが出来たので一連の流れで説明します。


①まずは横に流れ、パスコースを探しつつ中に切り込むタイミングを見計らう
この時点で見ているのは右の3Pラインに居る味方ガード。彼のマッチアップ相手を引っ張る事が出来てフリーになれていたならパスを選択しています。



②切り込んで守備がどう動くかチャレンジ(無理にシュートには行かない)
自分のマッチアップ相手だけでなく、他の守備がヘルプに動くかどうか見ています。シュートを撃つ気は皆無です。



③少し遅れ気味だった自分のマッチアップ相手が慌ててダッシュをしてきたのでポストを使って(LTを長押し)スピードを落とす。
これで左側、ゴールまでの道が開けました。ここでもヘルプに来るかをチェックし続けます。



④ポストのまま持ち手を変え(LTを押したまま右スティックを体の正面に一度倒す)、時間をかけつつ守備の乱れを確認
持ち手を変える事で中に切り込みやすくなりました。具体的にはスピンの方向が中に切り込みやすくなった、と言いましょうか。



⑤特にヘルプも来なかったのでドライブ
ここで初めてゴールに向かいます。RTも押して一直線です。守備が遅れてるし少なくともファウルはもらえるという計算でした。



⑥フリーでダンク成功。
遅れてきているとはいえシュートする手には気をつけましょう。今回は特に邪魔も無く追いつかれもしなかったのでツーハンドにしました。もしもっと守備が寄せてきていたら左手のワンハンドにしていたと思います。
この様に緩急を付けて守備を崩し、速攻以外ではドライブの使い所に気をつけましょう。ただ突っ込んで止められては面白くないですから相手を手玉にとってやりましょう。
4 Comments
POOKA  [author] 16 Jun, 2017 @ 2:30pm 
コメントありがとうございます。何か手助けになれたのなら幸いです
deriyama4745 14 Jun, 2017 @ 10:09am 
ありがとうございます
POOKA  [author] 14 May, 2017 @ 10:46am 
thanks
SkyDoggy 13 May, 2017 @ 2:33pm 
nice