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遺跡･･･人類より前に地球上に存在し、人類よりはるかに優れた技術力を持っていた生命体が作ったとされている遺跡。1900年代から世界各地で発見され、発掘・研究が行われてきたが難航し、その後多くの遺跡が固く閉鎖されることになった。 コーラップス液・粒子･･･遺跡から見つかった放射性を持つ物質。触れた物質を崩壊させる性質を持ち、逆の性質を利用して物質を再構成することもできる(逆コーラップス技術)。直接触れなくても放射線を浴び続けるとELIDと呼ばれる症状を引き起こし、末期には生骸と呼ばれる皮膚がケイ素化したゾンビのような状態になることもある。 北蘭島事件･･･閉鎖されていた北蘭島遺跡から、とある事故により大量のコーラップス粒子が流出し、気流により世界中に撒き散らされ、多くの土地が死の土地となった最悪の事件。これにより人間の住める地域は大幅に減り、第三次世界大戦を引き起こすことになった。 南連(南極連邦)･･･南極の地下の巨大空洞内に存在する遺跡の調査のために作られた都市が、独立し国家となったもの。高い技術力を持ち、いち早く逆コーラップス技術を実用化している。 ロ連(ロクサット主義合衆国連盟)･･･第三次世界大戦の終結から十数年後に成立した連合国家。南連と戦争状態にある。 三女神計画･･･遺跡から発見された未知の生命体(GAVIRUL)の遺体から、遺伝子を取り出して人間に組み込み、遺跡を全面起動するための"鍵"を生み出そうという計画。南連とロ連の共同研究で、本作の主人公の一人のジェフティはそこで生み出された。