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最初のチュートリアルが混乱の元

計画性ゼロな都市計画botの尻拭いをするゲーム。一度建った建物の移動や取り壊しは不可能で、プレイヤーは道路以外を操ることはできない。完全な運ゲーではなく、あらかじめ陣取りしておくことでbotを誘導するなど抵抗の余地はある。
ランダムに発生する状況をランダムに決まる手札を使ってゲームオーバー(※)までしのぎ続ける感じなので、戦略タグがついているが楽しさの種類は落ち物ゲーに近い。ポーズ中にも手を打つことができるので反射神経はなくてもOK。オートセーブなため、最善手を打ち続けても街が詰んでいく様子をゆっくり楽しめる。
※ 施設だけが不満ゲージを持つ仕組みになっており、これが満タンになると街が閉鎖されゲームオーバーとなる。民家は前に道路が敷かれなくても特に不平を言わないため、企業のみ発言権があり住人には人権がないディストピアと思われる。

テレポータが無法すぎる

ガードに成功すると京劇みたいにｸﾜｰﾝと小鑼が鳴るのが楽しい

👍

Portalフォロワーの中でも出色の出来。パズル要素がよく絞り込まれて調整されておりわかりやすく、本家同様ダッシュできない事くらいしか文句の付け所がないのにスタッフロールが信じられないほど短い。動画で見るといつものキューブを掴んで置いてに見えるが、実際やってみると物体を巻き戻す操作感が独特で楽しい。物体の巻き戻し中は空間に固定されて主人公が乗れるのに他の物体は突き抜けて動くとか色々都合がよい設定になっておりストレスが少ない。本編の難易度は抑えめだが、凝りすぎてハノイの塔のようになっているカスタムレベルを考えるといい塩梅だと思う。何よりアストラくんが某ポテト並にかわいくて精神的調整能力が高い。すごい。

BGMと背景がきれいなマップに偏執的なまでに宝箱が仕込んであり、ゆっくり探索するだけで時間が潰れる。質より量という感じは否めないが、探索好きならその一点で楽しめるはず。

戦闘はダッシュに無敵判定がなく(※褒めてます)硬派な感じ。

翻訳とスクリプトが雑でクエストの導線がほぼ役に立たないのと、未回収の伏線がいくつか残るのが難点。また、中盤でダッシュに無敵判定がついてしまう(外せない)のも残念。

減点が多いので合計するとおすすめしませんになるが、マップ中に開かない大きな扉がいくつかあるのが楽しみ。未回収の伏線が気になる程度には世界観が面白いのでDLCが出たら買うつもり。

アナログ回路シミュレータのつもりで遊ぼうとするとボルト数が四捨五入される。
デジタル回路シミュレータのつもりでフリップフロップを作ろうとすると端子の値が不定というエラーが出る。
シーケンサの出来損ないのつもりで遊べばいいのだろうか…？
(※不条理なルールと実験しながら戦うゲームとしては面白かったです)

主人公が世界から歓迎されてないイヤな感触がもう一度味わえるとは思わなかった。最高。
モーションがことごとく本家そっくりに作り込まれており愛を感じる。
振りの速度は1と2の間くらいでとても好み。

VRの明るさ調整と深度調整は他のゲームにも標準装備してほしい。これのお陰で長時間トリップできる。