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5.0 hrs on record (3.4 hrs at review time)
2011年に行われた優勝賞金100万ドルのDota2の世界大会に参加したプロゲーマーを追うドキュメンタリー映画。
決してゲームではない。

Dota2を全然知らなくてもビデオゲームをプレイした事がある人は一見の価値あり。
おそらくEスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)と言う日本では聞き覚えのない単語が頻繁に出てくる。

Eスポーツのプロフェッショナルとしてある人は学業を捨て、またある人は職業を捨て「プロゲーマー」としてゲームを職業にする。
宿舎に泊まりこみ同じ釜の飯をチームメイトと食べ、ゲームを「仕事」にし生活をする。
日本じゃ全く馴染みない上に未だゲームは害悪と考える人は少なくない、ましてやそれを職業にするなんて考えもつかないだろう。

野球やサッカー、プロフェッショナルスポーツ選手には年収が出る、それで生活をする。
しかし、もちろん大半がゲームを「娯楽」と考えているためスポンサーが付かない限り収入源はほぼ0に近い。
そしてプロゲーマー達の唯一の大きな収入源が賞金付きの大会、そしてその大会での優勝である。
賞金付き大会は大会と大会の間の期間が長いため賞金を勝ち取らないとその間の期間の生活が苦しくなる、長い時間をかけても負ければゲームでの収入は「0」なのだ。
上位には10万~25万ドル近くの賞金は出るがそれ以下の順位のチームには「0」ドル。

そんな状況で他のものを犠牲にしてまで勝ちたい理由、勝たなければならない理由がプレイヤーごとにある。
払うべき代償、家族の反発、親の死などのそれぞれの事情を胸にプレイヤー達は会場に、モニターの前に向かう。
日本では考えられない会場、観客、歓声、これ全てがゲーマーに向けられている。

ゲーム、Eスポーツに対する印象が少なからず変わる(かも)良映像作品。
あと制作がValveだけあって編集に目を見張るものがある。
定職に就き娯楽としてゲームを楽しむあなたも、プロゲーマーとして茨の道に飛び込もうと思ったあなたにも視聴を薦めたい。

これを見てプロゲーマーに支援をしたいと思ったらストアページでCompetitor'sPackを買うといいかもしれない。
中身は3人のプロゲーマーのHeroのskin、Valve制作のCourier、Ward、HUDの♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥ to Playの出演者及び貢献者に分配される。

1時間15分と映画と同じぐらいなのでお暇な時間においかが。
Posted 19 March, 2014.
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