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プレイヤーがステージのルールを組み替えて勝利条件をつくる論理パズルゲーム。

遊びの側面は拡散思考と収束思考の切り替えが求められて、
凝り固まっていた固定観念が払拭された瞬間や、新しい気づきを得られた瞬間がたまらなく楽しい。

レベルデザインはマリオ３のワールド２、３とか好きなら必ずぶっささること間違いなし。

トライ＆エラーが性癖の人にはとても良いゲーム。

鳥肌が立っつようなエリアマップの「とある演出」がこのゲームの面白さを極限まで引き延ばしている。
が、ここでは伏せておく。

心折れずに是非隅々まで遊び尽くしてほしい。

追記
2020年08月21日　全ステージ踏破

沈みゆく世界で、ロボットの少女と恋をする。

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Total 9.2/10

Scenario 9/10
Character 8/10
UI,UX 9/10
Graphic 9/10
Sound 10/10
Play time 10/10
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○登場人物個々人の背景設定、言動、人間関係において、
ストーリーテリングを行う上での必要十分に落ち着いており、読んでいて心地が良かった。

○展開に対して飽きを感じず、なおかつある程度予想のできるような重要アイテムやセリフが、
露骨すぎず気づきやすい絶妙な塩梅でちりばめられており、
作品への没入感が最後までそがれることがなかった。

○セリフ回しや展開にほぼ違和感を覚えることはなく、おままごとっぽさは皆無。

○キャラクター立ち絵に関しては印象を壊すような表現はなく、安心して話に浸れた。
表情含め一人ひとりが魅力的に描かれており、見ているだけで楽しい。

○インターフェース面では欲しい機能が欲しい場所に欲しい分だけ、
デザインに関しても主張しすぎず作品の雰囲気を崩さない、さすがといった印象。

○立ち絵とCGでのキャラクターのギャップを感じず高品質。
適切な時間経過と環境による建造物の劣化を感じさせる背景美術や、
CGのカラールックアップによる感情表現が秀逸。

○個人的にサウンド周りは飛びぬけて好印象。
臨場感の演出から季節や海の匂い、
グラフィックの外側にある情景を感じることができるほど表現が豊かだった。

○プレイタイム自体は短いが、
シナリオが薄い、説明が不十分、ラストが腑に落ちない、といった感想は一切抱かず、
値段以上の体験ができた。

✔3Dエフェクト挿入の際、フレームレートの減少が気になった。環境設定の問題か。

✔物語の転換期、主人公の感情とプレイヤーの受ける感情にギャップがあり少々戸惑ってしまった箇所はあったが、
感情移入がそがれるほど気になるような表現ではないし、それ以前に私がうまく汲み取れていなかっただけかもしれない。

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