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15 people found this review helpful
71.1 hrs on record (13.4 hrs at review time)
Salt and Sanctuary(以下SaS)ファンです。
好きなゲームの影響を受けたゲームが登場すると知り、非常に嬉しく、驚いています。
お試し感覚でイージーでスタート、クエストは面倒なもの以外はなるべくこなすようにして、13時間(IGT11時間ほど)でクリア。

◆ソウルライクゲーとの違い(主にSaS)
・死亡しても死亡地点にソウルめいたものを落としリスポーン地点から復活して……といったシステムはなく、普通に最後にセーブしたデータをロードしてやり直すタイプ。慎重なプレイが求められる。
・回復ポーションは使い切り、ほぼBloodborneの輸血液に近い。
・HPやスタミナ、マナはあまり伸びない。その代わり、スキルポイントを消費してステータスを底上げできる。
・ボスは多くない。倒さなくてもクリアに影響が無いボスもいるがトゥルーエンドのためにはほぼ全てのボスを倒す必要がある。
弓が! ちゃんと真っ直ぐ飛ぶ!! 特殊な矢を使わない限り矢を消費せずに撃ちまくれる!!!

◆良かった点
・操作性◎。
・Bloodborneの実験棟や漁村を彷彿とさせるエリアや敵。
・足場を伝って攻撃を当てに行くボス戦。
・ビルド次第では使用スタミナをかなり抑えられたり、消費スタミナを0にすることもできた(呼吸の制御3+名もなき刃+ボンデージ装備+名人の指輪)。
・斧ツリーのアースシェイカー+余震が使いやすかった。特にアースシェイカーは当たり判定の大きいボス相手に沢山ダメージを叩き出せて楽しい!
・SaSとのコラボクエストあり。モンストロシティと戦えるよ!

◆良くも悪くもないが、気になった点
・火ダメージが強い。序盤はモロトフを投げる敵がいたら要注意。
・最終盤にいきなりパンチ一発でHPを半分削ってくる敵が登場する。
・攻撃を回避すると「かわす」と表示される。
・1周目だけでは秘儀アイテムをコンプリートできない

◆悪かった点
特定の魔法が発動できなくなるバグ。私は「影の手」が撃てなくなった。 アップデートで修正されました。
・序盤からおつかいクエストが多い割に、次に話しかけるべきNPCが誰なのかわかりづらい。例えば「太郎に話を聞けばわかるかも」とメモに書いてあるのに、話しかけるまで誰が太郎なのかわからない、といった感じ。
・他にも特定のボスを倒すとそれ以上進行不可能になるクエストがある。
・痒いところに手が届かないマップUI。せめて通過出来ない扉のある位置は表示してほしかった。
・多彩な表記揺れ。「秘術」「秘儀」「奥義」「魔法」とか、「投げ」「投てき力」とか。

◆総評
サクサクと動く2Dアクション、コズミックホラーが好きなら楽しめるはず。勿論SaSを楽しめた人も。ただまだ荒削りな部分も多いため、幾らか修正が入ってから購入を検討しても良いと思う。個人的にはSaSを経験してから遊んだほうが良いとは感じた。
Posted 18 October, 2020. Last edited 25 October, 2020.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
3 people found this review helpful
196.9 hrs on record (130.9 hrs at review time)
比較的ゆるめの死に覚え/ソウルライクゲー。
予想以上に楽しかったが、定価で買うと色々と雑に感じる部分が多かったため(今のところは)おすすめしない。
あと、バナーの金髪の子は中盤になるまで味方に加わりません。

◆キャラクリゲーなのか?
キャラクリの選択肢は多いが、それを活かせるシチュエーションが少ない。
服装の種類が少ない代わりに、カラーリングや襟・腰布・ファー・ポーチなどのオンオフを切り替えることによってコーディネートに差を出すことができる。
ただし戦闘時にはマスクを付けることになるし、更にベストなりジャケットなりコートなりケープの形をした、吸血牙装と呼ばれる防具を羽織るので、気に入ったコーディネートのまま戦うことは(MODを使わない限り)不可能。

フォトモードや双眼鏡といった要素が無いので、自キャラのSSを取り辛い。
一応フォトスポットとして、拠点内に椅子やソファーが用意されている。座ると自キャラを中心にカメラを動かせるようになり、自キャラがカメラを見るか/見ないかを切り替えることができる。

◆ストーリー
キャラクター間の様々な形の愛が語られる。血の繋がりに関わらず姉弟/兄妹愛が多め。
このまま出されても十分食べられる料理ではあるんだけど、もう少しキャラの想いが深く語られたら、もっと美味しくなるのになあ……という印象。
個人的には、特定の単語を連呼するという雑な方法で関係性を強調しているキャラがいたことが悲しかった。エミリーお前ヤクモ兄ちゃんのおにぎりって何回言ったんだ!?

イオ関連の話がルイを主人公とした話とうまく混ざらず、独立したものとして出されているような違和感を覚えた。あとデイビスも。

◆ステージ・バトル
どの武器種も横振りで広範囲を攻撃できるが、それが敵にも反映されている。
そのせいで序盤から斧槍を振り回し、180°以上の範囲をカバーする攻撃をしてくる雑魚がいる。
攻撃頻度も多く、連撃も途中で攻撃を止めずにきっちり最後まで放ってくるし、強敵の攻撃の合間に回復すると硬直している間に更なる一撃が飛んでくる。

障害物に隠れて出待ちする敵が非常に多い。しかしそういう敵に限ってフィールド上でうるさく騒いでいるので、敵が潜んでいる箇所は何となく当たりが付く。
それよりもたちが悪いのは、最終盤のステージで天井近くに貼り付き、特定の箇所を通ると降りて襲ってくる敵。そいつらを事前に対処する方法がほぼない。
敵をおびき寄せるのに使えるダガーも、銃剣の弾も、直線状に発射する練血(スキル/魔法)も自由に照準を合わせて狙撃できないので、かなりストレスが溜まってしまった。

雑魚・ボス共に序盤から状態異常を駆使してくるし、雑魚に至ってはどの雑魚がどの異常攻撃をしてくるのか判りづらい。
例えば白い犬のような敵は、背びれが紫色の個体がスタン状態にする攻撃をし、オレンジ色の個体がポイズン状態にする攻撃をしてくると、見た目で判別しにくい。
それ以外の敵も一度攻撃を受けないとこの状態異常にしてくるんだな、というのが判別できない。相手を状態異常にする武器を落とすわけでもないのに、雑にこちらが苦戦するだけの要素になっている。

血の試練という、道中に特定の箇所に到達すると敵が一斉に襲いかかってくるイベントがある。
しかも発生箇所が大抵重要なアイテムや宝箱に近付いたときなので、発生した時のしてやられた感が非常に不快。
公式ブログの探索指南に「各個撃破/おびきよせ」と書いているのに、ゲーム側から各個撃破もおびきよせもできないポイントを作るのはダメでしょ……

また本編とは関係ないエリアとして、深層というBloodborneの固定聖杯のようなダンジョンがある。そこで登場するボスは全て本編に登場したボスで、かつ、その殆どが元は吸血鬼だったと本編で開示された奴らだらけ。オリバーを倒した後にオリバーのそっくりさんが待ち構えていたと気付いたときには変な笑いが出ました。

◆総評
死に覚え/ソウルライクゲーを遊びたいなら初心者向きとして推せるが、所々理不尽な点が多い。逆にこのゲームをクリアしてから別のゲームを遊ぶと、如何に堕鬼達が酷い性能を持っていたのかがわかると思う。
ダークソウル経験者はキャラクリ要素や同行NPCを推されていることから、ダークソウルと別物だと考えて遊んだほうがいい。
Posted 11 November, 2019. Last edited 11 November, 2019.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
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