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108.7 hrs on record
100時間プレイした時点のレビュー。

死にゲーとしては致命的だが、やればやるほど戦闘が面白くない。

ゲーム内には様々な武器と流派が存在するのだが、武器種や体格問わず敵のほぼすべての攻撃にスーパーアーマーがついている仕様上(忍者も2m超の力士もみんな仲良くスーパーアーマー)、隙が少なく石火(パリィ)がしやすい流派以外では攻撃モーション中にスーパーアーマーでゴリ押しされてまともに戦えないため、ゲームに登場するほとんどの流派が使い物にならない。

結果、こっちが不利な状況で常に後手に回りながら同じ武器種の同じ流派で同じ戦法を延々と繰り返すだけのゲームになる。

更に、敵と味方のAIの質があまりにも低い。
ミッションには味方を二人まで同行させられるのだが、戦闘中は棒立ちで防御してるか障害物に嵌まっているので、ヘイト避け以外の役には立たない。
おそらくミッション中にキャラを切り替えながら戦うシステムを使う前提なのかもしれないが、戦闘中にそれを使う意味が殆ど無い(操作キャラが戦闘不能になったとき、自動で他の味方に操作が切り替わって救助するとき以外使わない)。

例えばヘイトを向けられているキャラを操作中に別のキャラに切り替えると、切り替わった無能AIくんは石火も回避もせずスタミナが切れるまで敵の攻撃をガードし続けるのでキャラがダメージを受けてしまい、むしろ不利な状況になる。

敵の場合も同様で、こっちの戦技による遠距離からの溜め攻撃に対する対処が、「気づかずに歩いてくる」か「その場で棒立ちガード」だけなので、遠距離戦技を使えばほぼ確実に体力か気力に大ダメージを与えられてしまう。まともに戦っても理不尽要素しかないため、敵のAIが対処できない範囲で強い攻撃を繰り返すだけの作業ゲーになる。

ついでに言うと敵は腰くらいの高さしかない柵すら超えられないので、簡単にハメられる。
おそらくそういった敵の性能の質の低さを補うために、敵の攻撃にスーパーアーマーを付けまくってなんとかしようとしているのだろう。


ストーリーに関しても、佐幕派か倒幕派を選んでも本筋は両方同じなためどちらかに傾倒するような事はできず、「どちらかを選んで幕末を生き抜く」というよりかは「周りに影響されながらなんとなく幕末を渡り歩く」といった印象。
その都合上敵対した勢力のキャラと戦っても簡単に見逃すし、次に会ったら何事もなかったかのように接してくる。
そういった齟齬から物語への没入感も削がれていき、段々と興味を失っていく様に感じた。

総合的な評価としては、予算や開発期間の少なさ故に中途半端になってしまった残念なゲームと言う印象。

定価で買う価値はない。



以下はおすすめ時のレビュー:

















アサクリにソウルライクの要素を加えて水で薄めたような感じのゲーム。
幕末が好き、オリキャラが偉人と関わったり歴史に影響を与えるのが好き、猫が好き、縁側で日向ぼっこするペリーが見たい人にはお勧めだが、そうでなければあまりお勧めしない。

敵の動き遅くね?ってなった人は60FPSにすると直る

ゲームの進め方はアサクリをやってればすぐに慣れるはず。(メインクエ進めながら近場の拠点行って敵を倒す→拾った装備で強化→気が向いたらサブクエやる…みたいな感じ)

雑魚敵だろうがボスだろうが、敵のほぼすべての攻撃にスーパーアーマーが付いているという鬼の様な仕様。
なので、多人数戦ではロックしていない相手の攻撃をほぼ防げないから必然的にステルスを強いられ、ただ攻撃しても自分のモーション中に相手が後出しでやってきた攻撃を避けられず、回避もリーチの長い敵にはほぼ意味を成さない為石火(パリィ)を強いられるなど、プレイヤーの行動を強制、制限してバランスをとるような仕様になっている。
さらに流派にはそれぞれ「こいつには強いけどあいつには弱い」的なジャンケン方式の得手不得手があり、いちいち切り替えるのも面倒なので結局隙も少なくて石火もしやすい忍流派でいいじゃんってなりがち。

赤い攻撃は光った瞬間パリィじゃなく光った後に攻撃が来てからパリィすると大体成功する。

ロープで高所に登れるが、細い通路の端に行くとすぐ下に落ちるので注意。主人公はアサシンじゃない。

敵のAIがお馬鹿なのかよく地形に引っ掛かって右往左往したり、気付かれてない状態の敵にロープで接近した時に横の奴に超反応で斬り付けられたりする。
しかもすぐにプレイヤーを見失う(15mくらい離れると勝手にどっかいって勝手に見失う)。あまりにも間抜け

キャラクリの自由度は最近のコーエーのゲームにしては低め。体型も殆ど変えられないのでそこを拘る人はがっかりするかも。

一転着せ替えはかなりの自由度で、仁王の様に見た目装備が出来るのはもちろん、上着や中着、帯や細かい装飾品まで自由にカスタマイズできる。(だが大量に得られる服も殆どが色違いな上、ちゃんと作りこまれてないのか不自然なグラフィックの隙間や切れ目が散見される)

上記のようにこのゲームは細かい粗が多く、戦闘バランスも「とりあえずスーパーアーマー付けて強くしたからあとは勝手にやってね」といった感じであり、正直洗練されていない粗雑な印象を受ける。

総じて、個人的にはこのゲームに7600円の価値は無いと感じる。セールで4000円くらいなら買ってもいいかも。
Posted 11 March. Last edited 24 March.
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302.7 hrs on record (69.0 hrs at review time)
神作にはなれない永遠の良作。
俺は今、確かにドラゴンズドグマをやっている。

ドラゴンズドグマは、PS3で一番遊んだゲームの一つだ。

当時は希少な国産オープンワールドであった前作は、高すぎる売り上げ予想と、世界の大作オープンワールドゲームを挑発するような開発者の発言で注目を集めたが、実際は他のオープンワールド作品よりも大幅に小さいマップ、淡白な登場人物と単調なクエストがプレイヤーを待っていた。メインメニューで流れるB'zの曲「into free dangan」はファンタジー作品にはあまりにも不釣り合いで、初期版では、かなりの高確率で宿屋のおっさんと両想いになってしまう悪夢の様な仕様が覚者を苦しめた。

だが、周回を前提としたゲーム性と小さなマップは絶妙にマッチし、あの日図らずも床を共にした宿屋のおっさん含め、繰り返す内に生まれるNPC達への愛着、B'zの曲は再開するうちに癖になり、ダークアリズンでメイン画面の曲が差し変わった時には、思わず一抹の寂しさを覚えた。

それに加え、当時の他のオープンワールドとは違う、ただ武器を振り回すだけでない派手で豪快なアクションと、ポーンという独自の要素が、ドラゴンズドグマというゲームを唯一無二の味わい深い作品に仕立て上げていた。

欠点を忘れさせる面白さを味わっている内に、その欠点すら楽しめるようになる不思議なゲームだった。

そして。
長い時を経て遂に発売された今作は、間違いなく「ドラゴンズドグマ」だった。
最近の、利便性に富んだユーザーフレンドリーなゲームシステムに慣れたユーザーを背中から刺すような、面倒なセーブシステムと荷物管理、そして冗長なフィールド移動は、明らかに万人受けするものではない。

登場人物とクエストはやはり淡白で、キャラ達はあまりにもNPC然としすぎだ。
ポーンは同じことをベラベラと互いに話し続け、不用意に攻撃した火炎樽に吹き飛ばされ、気付けばジャンプした先の崖を掴めずヒュージブルの餌になっている。

それらは面倒で、厄介で、明らかに最近のスタイルと嚙み合っていない。
けど、その欠点が楽しい。

それはきっと俺がこのゲームに慣れてしまっているからだろうし、それらの要素を「つまらない」とするのが正しい反応なのだと思う。

それでも俺にとって、荷物を下ろす為に何度も宿に通ったり、だらだらフィールドを歩いたり、完璧じゃないポーン達と旅する事は、やはり単純に面白い要素なのだ。

多分このゲームは大ヒットしないし、賛否両論分かれるし、現状フルプライスの価値は恐らく無い。
だから新規にこのゲームを始める人は、気長にセールを待った方がいいかもしれない。

だが過去作を楽しんだ昔ながらの覚者なら、グラン・ソレンの大穴に飛び込む気持ちで今作を買ってみてほしい。

きっとその先に待ち受けるのは、あのドラゴンズドグマだ。
Posted 24 March, 2024. Last edited 24 March, 2024.
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297.0 hrs on record (274.9 hrs at review time)
※2023/6/2のアップデートで下記の進行不可能バグは修正されたようです。

これから購入を検討されている方へ。

現在最新のアップデートにより、メインクエストの最初の試練で進行不可状態になる不具合が起きています。

以前もこの不具合はあったようなのですが、今まではクエストの再度受注で回避出来ていた所を、今回のアップデートでその打開策すら潰された形になったようです。

その段階では受けられるサイドクエストも少なく、利用できる魔法やコンテンツの数も十分ではないため、現状プレイヤーは準備不足のままホグワーツの土地に取り残されることになります。

幸い公式はこの問題を認識しているようですが、具体的な改善に向けたスケジュールは公開されていません。

ただでさえこのゲームはバグが多く、今作にハリーポッターの世界を探索できるという素晴らしい「魔法」がなければここまでの高評価を受けることも難しかったであろう作品だと個人的には思っているため、恐らくしばらくはこう言った不具合は起こり続け、また残り続けるのでしょう。

更にその世界観を楽しむという点においても、「椅子に座れない」、「談話室の自室を利用するといった機能がない(就寝という概念がなく、時間を経過させる為地べたに寝そべるくらいしかできない)」、「大広間で食事を取るどころか席にも付けない」、「城内を歩く生徒たちになんのアクションも取れない」といった具合なので、部外者のような立場で傍観する分にはともかく、魔法学校の生徒になりきる。といったロールプレイの質は低いです。

個人的にはそのロールプレイがしたいがためにこのゲームを購入したため、正直がっかりしました。

しかし、魔法を使った戦闘は面白いです。敵によって使う魔法を切り替えるのですが、その選択肢も多すぎず少なすぎずで、程よく難しさと爽快感の両立した戦闘性はよく作られていると思います。(これ撃っときゃいいって感じの極論魔法もあるにはありますが)

ですが。プレイの最中、ディメンターのようにプレイ意欲という名の魂を削ろうとしてくるバグ達と「せっかくのホグワーツなのになんでこれが出来ないの?」といったロールプレイ要素の不足によって、プレイ中は常にどこか物足りない感覚が付きまとい、それが非常に残念です。

私は個人的にこのゲームに大きく期待していた為、このゲームに対して「いつかこれが良くなれば」といった希望的観測を持たないとこのゲームの良さを語れない現状を残念に思っています。

いろいろ書きましたが、以上のことから急いでプレイしたいと思っている方以外は、諸々の不具合が解決するまで購入を控えても損はしない。と言いたくて今回レビューしました。

私は四つ目の寮、ハッフルパフのキャラクターをプレイ中に最初の試練の進行不能バグにぶち当たって少々グロッキー状態になってしまったので、しばらくホグワーツを離れようと思います。

ありがとうございました。
Posted 9 May, 2023. Last edited 5 June, 2023.
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0.0 hrs on record
追加される計14の衣装、動物、武器のスキン、そしてダンス。さらに1000枚(訳1.100円程の価値)のチケットで十分金額の元が取れているにも関わらず、各種実績で得られるアイテムも解禁されるという事で、ゲームプレイを充実させたい方、このゲームの開発を応援したい方、その両方の願望を持つ方に満足できる内容になっています(ただしCarlコインの落下率2倍は正直あまり実感が得られませんでした)。
Posted 29 August, 2021. Last edited 29 August, 2021.
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2
148.1 hrs on record (75.0 hrs at review time)
メインストーリーを無視して74時間がっつり探索した感想をつづっていきます。

個人的に良い所:

・牧歌的かつkawaii世界観がかなり独創的で良い。
・服装の種類が豊富なので着せ替えが楽しめる。
・ワールドが結構広く表情も様々なので飽きない。
・ミュータント+ポストアポカリプス+サイキック+カンフーというオタクにはたまらない属性を存分に楽しめる。
・ケモノがかわいい。これに尽きる。
・そんなかわいいモフモフをいつでも写真に収められるフォト機能。神。

個人的に悪い点:

・バグが多い。
例えば、貴重なバイオポイントを使って耐性を上げる時、たまに上げた耐性がすべてリセットされる。
しかもポイントは戻らない(!)。

トライブ戦で進行不能になる(自分はセーブロードで直った)。

クエストが進行不可能になる。

放射能池で見た目を変える時、何故か選べる顔が毎回違う。しかも変更せずに戻っても顔が変わっている(なので変える前にセーブ必須)。

敵が地面に埋まる。

宙に浮く宝箱。
等々。これはオープンワールドかつ発売初期なので仕方がないとも思えるが、にしても多い。四年間何してた?

・戦闘…
開発者は恐らく、プレイヤーの負担を省きつつスタイリッシュに決められるクールな戦闘を目指したのだと思うが、その悉くが上手くいっていない。

まず、このゲームには手動照準がほぼない。

キャラが移動すると近接照準になり、カメラを動かすと遠距離照準になるらしいのだが、これが全く使えない。
何故ならこのゲームは近接時にもカメラを動かすし、遠距離時にも移動はするからだ。

そうするとどうなるかというと、目の前の敵を切っている時にいきなり遠くの相手を切ろうとしだす、遠くの敵を打っている時に、急に別の敵に照準を合わせてしまうなど、この仕様のせいで、クールな戦闘とは程遠いフラストレーションの募る戦闘を強要されてしまうのだ。

一応これもやっていくうちに徐々に乗りこなせるようになるのだが、普通に任意で敵をロックさせてくれない?と思ってしまうのは自分だけだろうか。

更に、このゲームの戦闘における致命的な欠点が一つある。

このゲームの敵は、自分たちがいるエリアから一定以上離れると、目の前にいる主人公のことなど忘れて、そそくさと持ち場に戻っていく。
これだけならまだいいのだが。

問題はそのエリアがかなり狭いうえ、一度戻ると、とてつもないスピードで敵の体力が回復してしまう事。
これが普通のアクションゲームならまだしも、これはオープンワールドゲームだ。
用意された広大な空間や土地の高低差を、この仕様のせいでプレイヤーは一切戦いに生かすことができない。
襲われたのはこっちなのに、「ちょっと待ってー!」と言わんばかりに敵を追いかける羽目になってしまう。

愚直に向かってくる敵を引き撃ちしていると、いきなり相手のタイミングで引き返し、体力を回復される。
かと言って拳を握り近接戦を挑めば、妙にシビアで不親切な戦いを強いられる。
開発者は幅広い戦闘を謳っている割に、「やっぱ近接でバチバチやりあうのが最高っしょ!」と言わんばかりに近距離での戦いを強いてくるのだ。
しかも近接は、現段階ではガチガチに強化した銃や知性極振りサイ能力に比べると弱い。
これは、率直に言ってあまり楽しくない。

・薄味
これ。
やっているとわかるのだが、何故かこのゲーム、かなーり淡泊な味わいなのだ。

それは淡々としたBGMや効果音。派手さのない戦闘。会話の最中いちいち入る、「誰お前?」と思わずいられない会話のテンポを落とす謎のナレーション。演出のショボさ。イベントシーンでのモーションの拙さなどが積み重なり、全体としてかなり地味な作品に仕上がってしまっている。

個人的に、何か雰囲気が似てるな。と思ったのが、ベセスダから発売された「ブリンク」というゲームなのだが、わかる人はいるだろうか。

だがこの欠点は、設定でボイスを英語にすると若干緩和されるのでおすすめ(イケボだが事務的なナレーションが、ストーリーテラーのような味のあるおじさん声に変わる)。

と、いろいろ書いたが。
結局、私はこのゲームが好きだ。

何故なら、先に挙げた悪い点の殆どが今後の調整やバグFIXで修正できるものであり、今の状態でも、それらを補って有り余る魅力をこのゲームは放っているからだ。

ケモノ達が紡ぐ、シリアスだがどこか間の抜けた物語。
主人公の過去と、それを受けて自分がどう動くかを考えるロールプレイング性。
個性豊かな生き物の住む終末後の土地を探索する楽しさ。
そして道中様々な顔を見せてくれるモフモフの主人公。
これらの要素を一度に味わえるのは、恐らくこのゲームの他にないだろう。

私はこのゲームが発表された時から発売を心待ちにしていて、実際にプレイした時には若干の落胆はあったものの、それ以上の納得と興奮をこのゲームは与えてくれた。

動物好きでまとまった時間が取れて多少気の長い人間なら、このゲームは買って損はないと私は思う。
Posted 31 May, 2021.
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177.7 hrs on record
卑怯者と、それを容認する守銭奴に抑圧される生活を楽しみたいなら
ぜひロスサントスへ。

インした途端にチーターに爆破され、
無敵のチーターによって物資は奪われ続け、
ミッション中強制的にチーターによってセッションを打ち切られてまるで自分が悪いかのようにペナルティを受け、
挙句公式から30日のアカウント停止とキャラクターリセットを伝えられた。

なんだこのゲーム。

PS2のサンアンドレアスからこのシリーズをプレイしているが、どうやらこのシリーズの開発者は、作品内で痛烈に皮肉っている「腐敗したアメリカ」と同レベルの存在に自分たちが落ちぶれてしまった事に気づいていないようだ。

steamのサポートに「このゲームを永久に削除したい」という項目があることの意味を始めて理解した。
Posted 11 March, 2021. Last edited 11 March, 2021.
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1.8 hrs on record
買い。
Posted 5 July, 2019.
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3.1 hrs on record
Early Access Review
現状買うべきではありません。

リリースから四年経った今でもまともなゲーム性は無し。
steamならそれは珍しい事でも無いかもしれないが、
私個人は自分で描いたキャラクターを、サンドボックスの世界で
操作できると言うこのゲームの特徴に期待していたし、
実際キャラクターを作るまでは楽しかった。

しかし、このゲームでやれる事はほぼそれだけだと言っても良い。

家すらまともに作れず、家具も無い。
戦闘もまともに出来ず、序盤で敵対するNPCに見つかればほぼ確実に殺される。
シュールで陰湿な世界で、ただ不自由な思いをするという、
調子が悪い時に見る夢の様な体験が楽しめる。
私の環境ではPVに見られるような三人称視点にすら出来なかった(このゲームにおいてそれは致命的。)

現在は100円で購入出来る様なので、1,2時間近く悪夢を体験したい方にはオススメ。
Posted 23 April, 2019.
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37.7 hrs on record (35.7 hrs at review time)
まず、ゲームは面白く、ストーリーやコンセプトはとても良いです。主人公の立ち位置やそれを踏まえての登場人物との交流や紡がれる物語は没入感があり、文句はないです。昼と夜で街は表情を変え、凶暴化したゾンビから逃げるスリルは類を見ません。
しかし、悪い面、粗雑だと言わざるを得ない点が多々あります。

①ゾンビに噛み付かれる時、例えそれを回避する行動をしても、「噛まれる演出」が起きてしまうと回避できずに噛まれてしまう(特定のスキルを解除する事でこの問題は解決しますが、それまでかなりフラストレーションが溜まります。)。

②ステルスキルが行えない(スキルツリーの最後付近でやっと解除される)。

③グラップリングで登るのは簡単だが降りるのが大変。

④敵に止めを刺すスキルが使いずらい。(ゾンビのぶれる頭に照準を合わせないといけない為混戦時にはほぼ使用不可能)。

⑤死に覚え的なステージを用意しておきながら死ぬとXPが減るシステム。

⑥しかも死ぬたびに使ったアイテムは消失。

⑦しかも近接は消耗品。

⑧投てき武器やサブアイテムが4つまでしかスロットに入れられず、状況により頻繁にイベントリ画面で入れ替えせねばならずテンポが悪い。

⑨スタミナ無限のアイテムを使ってもダッシュ時のスタミナは無限にならない。

⑩ゾンビがドアを突き破って出て来た後の空の小屋からドアを持参して飛び出してくる強化ゾンビ。

⑪敵の銃声により現れた強化ゾンビが一目散にこちらに駆け寄ってくる。

⑫服装を選べるがFPSゲームなのでほぼ無意味&似たり寄ったりなものばかり(DLCで追加される衣装すら既存の服の色違いだったりする)。

…等、ゲームの仕様によりこちらの負担がかなり増え、かなりのストレスを感じるゲームです。時にはまるでアーリーアクセスのゲームをやっている気分にすらなります。
私はセールによりEnhanced Editionを2,400¥前後で購入しましたが、元の6000¥の価値があるかと言われれば、首を縦に振る事は難しいです。

ゲーム自体はとても独創的で面白いだけに残念です。しかし、上記の事柄に一切の不満を感じない方なら買って損はありません。必ず満足できるでしょう。

後、余談ですが、このゲームのDLCである「Harran Ranger Bundle」に同梱されている弓と矢は非常に強力かつ序盤でも簡単に作れますので購入しておけば序盤はかなり有利に進めると思います(物資不足の状態特有のドキドキ感は薄れてしまいますが)。

色々書きましたが、上記の事柄を含めてもプレイを続行してしまう面白さを多分に含んだ良作であることは確かであり、十分他人にオススメできる作品であると私は思います。
Posted 21 April, 2018. Last edited 21 April, 2018.
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